Hatena::Groupvisit

海を歩く神経に塗り替わる皮膚

 | 

2016年

[] ヴェネツィア

雨のあいまに水の都を歩いた。自分がどこを歩いているのかわからなくなるのはどこの街でも同じだけど、ヴェネツィアはそのわからなくなりやすさ度合いが抜群の街だった。仮面舞踏会がたくさんあるのかしらと思うくらい仮面やドレスのしきつめられたお店がたくさんあって、思わず立ち止まってしまう。すこし歩くと今度はジェラート屋さんがあって、また足止め。

夜には大雨になるという予報のなか、ミラノでオペラを勉強しているという同室の子がミニスカートのワンピースに着替えてばっちりメイクをしたあと、畑仕事ができそうな大きなビニールの長靴を履いて舞台を見て来ると出かけていった。身を守るための装備をちゃんとするのはかっこいいことだ。

2時間もしないうちに疲れちゃったと戻ってきて、明日がもしもひどい雨だったら、この長靴を使ってね、ヴェネツィアの雨はあなどれないから、と言う。驚いていたら、実はもう一揃い長靴があって、という。それからミラノのおすすめを教えてくれた。モバイルのインターネットがないからとPCで調べた地図を移動用ミニノートに写しておすすめポイントを書き込んでいたら、覗き込んでcool!!と目をまんまるにされた。チャーミングなことこのうえない。

 |