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海を歩く神経に塗り替わる皮膚

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2013年

[] シベニク

アドリア海の街、つぎはシベニク。車は海の縁に停まった。そういえばシベニクには門はなかった。ふつうにひとびとが暮らしている静かな街で、そういえばアイスクリーム屋さんもなかったのだった。

ザダルは平らな街だったけれど、シベニクは坂のある街で、街の中には階段があった。のぼっていくと海を見下ろせる。アドリア海という音におもう青とは違う色の海だったけれど、白い小舟が整列してきらきら光る海を眺めるのは気持ちよかった。そして海のむこうに島の見える風景は、やっぱりいいと思った。

シベニクはちいさな街で、それでも路地を歩いているとそれだけで迷子になれる。路地には洗濯物がぶらさがっていたり、植物が引っ掛けられていたり、座っておしゃべりしているひとがいたり。いろいろなものに出会う。

歩いていたらかわいい郵便受け。猫もいた。

カフェを出てふと見上げたら、季節はずれのおひなさまが飾られていた。どこかの姉妹都市なのかしら。

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