Hatena::Groupvisit

海を歩く神経に塗り替わる皮膚

 | 

2012年

[] スミソニアン

国立自然史博物館の向かいにあった建物が素敵に見えたから入ってみたら、スミソニアン博物館だった。

まったく異なる様式の部屋なのに、入ってしまうとなんの違和感もないのが不思議だった。わたしたちはきっと慣らされすぎている。音にも光にも柄にも素材にも質感にも。

わたしたちのほかの生き物は、そうではないから、だからすぐに死んでしまったりするというのに。わたしたちはきっと慣らされすぎていて、それで鈍くなりすぎている。鈍さはときに強さでもあるけれど、その強さはわたしたちをも毒する。だってわたしたちは、わたしたちのほかの生き物に生かされているから。

「救いにつながるのは、一歩を踏み出すことだ。それから次の一歩を。いつでも、ふたたび踏み出すその同じ一歩が救いにつながる。」なぜか、サン・テグジュペリの言葉を思い出した。

 |