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海を歩く神経に塗り替わる皮膚

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2012年

[] ケルン大聖堂

満ち足りてはいたけれど、ケルン大聖堂には吸い込まれた。

ちょうど礼拝の時間で、祈るひと、ひと、ひと。このような場に身を置くとコラールが聞こえるみたいなきもちになる。

光のカーテン。石の柱にステンドグラスの光が反射して波模様のようになっていて、それはステンドグラスを見るよりもきれいできもちも揺らいで

そうして、しん、とする。わたしはやっぱり、祈りの場というものが好きだとおもう。宗教というものがたとえどのように穢れていても、祈るひとの祈りの姿勢には打たれてしまう。引き込まれて、息を吸い出される。好きだとおもってしまう。

まだまだの修復。根気なんてかんけいなく、ただそれを仕事としておこなっているような長さ。にんげんの一生なんてどうでもいいくらいの長さ。

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