Hatena::Groupvisit

海を歩く神経に塗り替わる皮膚

 | 

2012年

[] あとりえ華

広い緑のなかをゆくと小高いところに普通のお家があって、そこがあとりえ華だった。そのむかし牛舎だった小屋は、半分のスペースを当時の道具の展示に、もう半分をギャラリーにしていた。

記帳することの意味を知らないことに気づいた。ご挨拶?気に入りましたの意思表示?

普通のお家のなかにはいると2階がかたちのよい喫茶スペースになっていて、私はそこで出されたスプーンが気に入った。スプーンのカーブと、その機能のもたらす味の変化をあじわうのが好き。厚みとまるみで食べるものの味は変わるから、だから好き。

ハーブを植えたいなと思う。ミントやレモンバームの涼しさのほしいハーブティーの季節。そう思うくらいには、暑くてまぶしい日差しが入ってきて、私は蔭に隠れたくなった。明るい場所が好きだけれどまぶしすぎるのは苦手。それですこし、外に出たいなと思ってしまった。外の風にあたりたい、と。

外に好きな場所を見つけるのもいいけれど、自分にとって居心地のよい空間をつくるほうが楽だから、私は自分の部屋を心地よくしたくなるのかもしれない。

 |