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海を歩く神経に塗り替わる皮膚

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2012年

[] 大阪府立図書館

大阪市中央公会堂で教えてもらってたどりついた(すぐ後ろにあった)大阪府立中之島図書館。見るからにどっしり。建築は素材の良し悪しが際立つものだから、当時の財政事情や注力加減が一目でわかってしまうというのに、この国では良い時代に財を投じてつくった古いものをさくさく壊す傾向にあるのが残念でしかたない。この図書館はどうかこのまま続いてほしいと思う。

中もたいへん素敵で、けれども普通にほかの利用者がいるので遠慮しつつ歩いた。資料がコンパクトにまとまっていてパッとつかみやすく、職場とは大違い。一週間でいいからここに籠もって勉強したいと思った。とりあえずパスファインダーをひととおりいただき、記憶にない資料のいくつかをメモして出た。外に出て、全体を眺め直して、やっぱり一週間でいいからここに…とあらためて思った。

少し離れたところにある大阪府立中央図書館は、くっきり新しい建物だった。国際児童文学館もここに移動している。絵本は絵の描き手の順に並んでいて、似た絵が隣り合うようにしているとのことだった。子どもが大きな声を上げても大丈夫なように、防音の強化ガラスを使っている。実際、部屋の外に出てみると子どもの声はほとんど聞こえないくらいだった。

驚いたのは中庭に資料を持ち出して休憩もできるということ。これまでに一度だけ、外に置き去りにされた資料を発見したことがある…という哀しいお知らせもあったけれど、それ以外に困ったことはなかったというから素晴らしい。

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