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海を歩く神経に塗り替わる皮膚

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2011年

[] 明倫小学校

神サマ仏サマお地蔵サン。何もなくても"サマ"をつけて呼ぶなかで、"サマ"のつもりがたいてい"サン"になっているのがお地蔵さん。一番親しみを感じるのもお地蔵さん。

どういうわけか神社やお寺では手を合わせるとからだがぎこちなくなって「イマ テ ヲ アワセテオリマス」という実況中継が聞こえてしまう。それで真剣さが減る。首のうしろからくつくつくつと笑いがやってきて、もうだめになる。

でもお地蔵さんは違う。ただ「こんにちは」と思って、そのときこころのなかは手を合わせているみたいなまるさになっている。

京都芸術センターとして利用されている明倫小学校、入ってみたらアート関係の図書室とカフェとギャラリーが。絵画、彫刻、建築、音楽、演劇、能…。

なつかしい手洗い場。私の小学校はステンレス製でこんなふうな趣はなかったけれど。

教室。映画の中、と思う。重たそうな椅子と机に白熱灯の光。自分の教室じゃないから、懐かしいとかほっとするとかといった感情よりも、へぇ、という興味のほうが勝ってしまう。通った教室だったらきっと、いまを透かして時を見るのだろうけれど。

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