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海を歩く神経に塗り替わる皮膚

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2010年

[] 札幌-朝

雪の夜明けはきっときれいだろうと思って朝、早く起きたつもりがカーテンから差し込む光はすでに白かった。またも雪の光。とても白いのだった。

雲は夕焼けに似て薄いピンクが映える。写真には写り込ませることのできなかった光があった。光をつかまえるのはいつもちっともうまくいかない。広がって吸い取って色をにじませて、そして気づけばもうなんの色だったかわからない色に変わっている。

木々に乗っかった雪は、ぽこぽこしていた。絵本の中みたいに。

枝々に沿った雪は、私がずっと見てみたいと思っていたそのままの姿で普通に、とても普通に枝に沿っていた。絵はがきの中みたいに。

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